台風による被害報告
令和元年10月12日(土)、台風の影響により介護老人保健施設やすらぎは被災しました。
久慈川が氾濫したことにより、12日(土)23時ごろ当施設の1階は1mほど冠水しました。1階に入所されていた方は、浸水前に施設長,看護師長の素早い判断により寝たきりの利用者様も含めて全員2階へ避難していただきました。利用者様・職員に一人の死傷者も出なかったことをご報告いたします。
泥水は13日(日)5時ごろには引きましたが、泥と汚水が1階に残されており、ボランティアの方と職員総出で清掃作業を行いました。その結果、16日(水)には全ての汚泥を排出し、感染防止のため1階を消毒しました。残念ながら、冠水した家具・備品類は全て処分せざるを得ませんでした。施設内に備蓄していました生活用品・食料・薬類も冠水により使えなくなりましたが、救援物資によりある程度は補えることが出来ました。
ライフライン(電気・ガス・水道など)は18日(金)から順々に復旧し22日(火)現在、利用者の生活や介護に必要なサービスを提供できるまで回復しました。
被災してからサービスをストップしていました通所リハビリテーションは、12月2日(月)から再開することが出来ました。
厨房の機材や調理器具は、12月3日(火)に到着し設置することが出来ました。それに伴い、利用者への食事も被災してからおよそ2か月後の12月5日(木)。その日に出しました昼食が最後の救援物資による食事となり、夕食からは普段通りの食事へと戻りました。
救援物資をご支援していただいた経済産業省・茨城県庁・大子町役場・企業・近隣の店舗および介護のサポートや清掃作業をしていただいたボランティアの皆様、ありがとうございます。
施設外の職員駐車スペース |
通所・介護スペース(左から) |
通所・介護スペース(右から) |
玄関前下駄箱(4段目まで浸水) |
事務所内 |
![]() 救援物資を受け取る職員 |
12月3日 厨房機材が届く 食器乾燥機 |
食材保管機 |
自動精米機 |
12月5日 昼食(1F) 救援物資による食事最終日 |
昼食(2F) 救援物資による食事最終日 |
12月5日 夕食 普段の食事に戻る |
令和2年1月21日 特殊浴の浴槽が届く |
施設長:安達 栄治郎
Copyright(C) 医療法人聖友会 介護老人保健施設やすらぎ